【訪問日】
2022.5.28(土)
【所在地】
【走破距離】
0.8km
【走破時間】
47分
【平均速度】
1.02km/h
【概要】
天平宝字八年(764)藤原仲麻呂の叛乱の鎮圧を目的に、孝謙上皇は金銅四天王の造立を発願された。鎮圧後の翌年に称徳天皇として重祚された女帝が「鎮護国家」の思いを込めて創建された勅願大寺が当寺である。平城宮西の31町歩(約40万㎡)という広大な寺域に、薬師・弥勒の南北の二金堂を中心に、その前に東西五重両塔、東西に四王院、十一面堂院などが建つ壮麗な伽藍であった。平安遷都後は朝廷からの手あつい援助から離れ、度々の天災によって一時衰退したが、鎌倉時代に「興法利生」をスローガンに、戒律復興と民衆救済の活動に邁進し、稀代の名僧と尊崇された興正菩薩叡尊によって、真言密教と戒律を日月のごとく不二に修行する「真言律」の根本道場として復興され、その法燈を後世に継承する。現在の伽藍は、文亀二年(1502)兵火での焼損の後、江戸時代に修復されたものであるが、叡尊上人が八幡神社への献茶の余服を人々に振舞ったことに由来する巨大な茶碗で茶をふるまう「大茶盛式」(4月10月に大々的に開催)や、総廻向と宗内結集の為に創始された「光明真言土砂加持大法会」(10月初頭)は、叡尊の志念を伝える伝統行事であり、真言律宗総本山としての由緒を今に伝えている。(公式サイトより引用)
【感想】
西大寺に来るのは久しぶりとなります。大和西大寺の駅ナカ開発により、もともと活気があったこちらのエリアは更に発展を遂げておりますね。
西大寺は大和西大寺駅を降りまして、少々裏側に回った所にあります。
東門から入りますと四王堂最初に現れまして、こちらから拝観受付を行うことが出来る様になっております。
ちなみに、東門付近では鮮やかな紫陽花が咲いておりまして、思わず目を奪われました。
西大寺の拝観券はお洒落で分かりやすいですね、御朱印の応対も非常に丁寧でした。
四天堂では十一面観音様を初めとした仏像を拝観する事が出来ます。また、行基様の坐像もこちらで拝観する事が出来ます。
次は聚宝館がありますがこの日は閉館しておりました。
通路を進んでいくと東塔跡が現れまして、視界がふっと開けます。
順路に沿って本堂へと向かいます。
本堂では釈迦如来様を初めとした仏像を拝観する事が出来ます。また、大茶碗式の始祖である叡尊や、大茶碗の展示を拝観する事が出来ます。
堂内を裏側に回ると十六人の多様な男性を描いた十六羅漢図を拝観する事が出来ます。
最後に愛染堂へと向かいます。
愛染堂では愛染明王様を初めとした仏像を拝観する事が出来ます。また、こちらでも大茶盛式に纏わる展示を拝観する事が出来ます。
愛染堂の傍には菩提樹が奉られいるのがまた印象的です。
更に奥へと進むと観音様や西塔跡、鐘楼等が拝観する事が出来ます。西大寺は本当に広いですね。
ゆっくりと境内を拝観させて頂きまして、最後に御朱印を頂きました。
ちなみに私が以前にお伺いした際は、こちらで友人のお茶会に参加をさせて頂きました。
慣れない作法にギクシャクとしながら、それでも友人が立ててくれた抹茶と手作りの茶菓子を美味しく頂いたのを今でも覚えております。
お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します!
- See you next place ! -