【訪問日】
2022.11.5(土)
【今回の訪問先】
『旧柳生街道(滝坂の道～円成寺)』
【所在地】
【走破距離】
7.0km
【走破時間】
2時間14分23秒
【平均速度】
3.13km/h
【概要】
春日山と高円山の間の谷川に沿って登る山道で、江戸時代に奈良奉行によって敷かれた2.5ｋｍにわたる石畳の起点には、石の鳥居が立っています。旧柳生街道の一部にあたり、柳生の里と奈良の街をつなぐ唯一の道として、米・薪木・日用品を馬の背に積んだ人々が往来し、また、柳生の道場を目指す武芸者が歩いた道でもあります。道沿いに小さな滝がたくさんあるため、滝坂の道と呼ばれるようになりました。沿道には夕日に染まり美しい「夕日観音」、朝日に映える「朝日観音」、荒木又右衛門の試し斬り伝説の残る「首切り地蔵」、「春日山石窟仏」、「地獄谷石窟仏」、「峠の茶屋」、運慶の20歳代の傑作として知られる大日如来像（国宝）がある「円成寺」などが点在し、魅力いっぱいのハイキングコースです。(公式サイトより引用)
【感想】
今回は遂に、奈良県東部へと繋がる『旧柳生街道』へと挑戦を致しました。『旧柳生街道』へは『滝坂の道』より入ることが出来ます。
『滝坂の道』は春日山原始林に囲まれたハイキングコースでして、名前の通り滝と坂(山道)に溢れた道となります。
また旧街道ということもありまして、途中まで石畳が敷かれているのが印象深いですね。原始林ということで、苔が非常に美しいです。
特にこの日は爽やかな風と木漏れ日が心地よく、非常に歩きやすかったです。
進んでいくと『寝仏』が見えてきます。
こちらは道中にある巨石なのですが、その裏側には大日如来様が刻まれております。
更に進むと『夕日観音』、『朝日観音』と自然に調和した石仏様を拝むことが出来ます。
滝坂の道には随所に石仏が点在しておりまして、当時の信仰心を感じさせますね。
この日は木々も色付き始めておりまして、秋を感じさせました。
休憩所からは道が分岐しております。荒木又右衛門が試し斬りをしたとされる『首切地蔵』を拝顔させて頂くと、今回は円成寺の方向へと進みます。
『地獄谷新池』で景色を楽しむと石階段を登り、一度ドライブウェイと横切ると、暫く舗装された道が続きます。
舗装道路をまっすぐ進んでいくと『峠の茶屋』でご挨拶をして、誓多林町にて一度視界が開けます。
ちなみに『峠の茶屋』は江戸時代から続く休憩処でして、代金代わりに置かれた刀剣の類があるようです。後から知って驚きました。
再び林道へと入ると、いよいよ『円成寺』が近付いて参りました。途中で倒木が路上に横たわっていた時は、さすがに驚きましたね。
お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します！
－ See you next place ! －
