【訪問日】
2022.1.29(土)
【今回の訪問先】
『屯鶴峯』
【所在地】
【標高】
154m
【走破距離】
2.4km
【走破時間】
2時間20分
【平均速度】
1.16km/h
【概要】
千数百万年前に二上山の火山活動によって火砕流や火山灰などが堆積し、その後の地殻変動によって隆起し、さらに、長い年月の間に侵食されて現在の姿になりました。古くは古墳の石棺材や寺院の基壇などの石材として利用されました。遠くから見ると鶴が屯(たむろ)しているような奇観のため、この名称で呼ばれるようになりました。県指定天然記念物。(公式サイトより引用)
【感想】
屯鶴峯へは国道沿いに進む事で入ることが出来るのですが、その衝撃的な景観には圧倒されました。
様々な山に訪れた鳥頭ですが、真っ白な鉱物で形成された山の姿はまさに“奇勝”ですね。
正直、登り心地は悪いですね、細かな石に足が滑り、足跡が残らない為に幾度か迷いました。
しかし、その光景には不思議と目を奪われるものがありました。
一見すると無骨な景観なのですが、よくよく見ると不思議な色合いが層状に混じり、不思議な美観を感じさせます。
屯鶴峯には『西尾根コース』と『東尾根コース』がありまして、どちらから回るか選ぶ事が出来ます。
ただし、最終的にはぐるりと一周回ることになりますので、どちらから回り始めるかの違いのみになりますけどね。
鳥頭は東尾根コースから回らせて頂いたのですが、走破後の印象として東尾根の方が激しい勾配が多い様に感じましたね。
正直、標高は低いですね。また、国道沿いということもあってか、周辺地域の開発が激しいですね。
西尾根コースには防空壕の跡がありまして、非常に興味深かったです。
その暗さやジメジメとした様子、機能を考えると中に入る勇気が湧きませんでしたが、どうやら防空壕内を抜けると向かいの果樹園へと抜けられた様です。
下から上がっていく東尾根に比べ、西尾根は“横切る”という道程が多い様に私は感じました。
ぐるりと一周して最初の分岐点『ざぶとん岩』に戻ると登山口へ。道が分かりづらい為に要所に設置された簡易な案内板に非常に助けられたのですが、この日は偶然にも案内板を昨年より作っておられる『笑郷まほろばの会』の方々にお会いしました。
非常に親切にこの土地の説明をして頂けた上に貴重な資料も拝見させて頂く事が出来まして、本日の一期一会に鳥頭は感謝と感激を致しました。名前にある様に、非常に笑顔が似合う方々でしたね。
お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します!
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