鳥さんのぶらり遊覧

鳥頭が訪問した場所の紹介

47.柳生の桔梗(滝坂の道-円成寺)

【訪問日】
2023.8.13(日)


【今回の訪問先】
『柳生の桔梗(滝坂の道-円成寺)』

 

【所在地】

奈良県奈良市

 

【海抜】
380m


【走破距離】
14.9km


【走破時間】
6時間10分


【平均速度】
2.42km/h


【概要】

旧柳生街道の一部にあたり、柳生の里と奈良の街をつなぐ唯一の道として、米・薪木・日用品を馬の背に積んだ人々が往来し、また、柳生の道場を目指す武芸者が歩いた滝坂の道。
奈良市街と柳生の里のほぼ中間に立地する、旧柳生街道随一の古刹円成寺。気品を漂わせながら紫の花を揺らす桔梗が、本堂の前で山里の盛夏を告げる。(公式サイトより引用)


【感想】

昨年は秋の柳生に心を奪われたので、今年は夏の柳生に挑戦を致しました。

滝坂の道といえば幻想的な苔の印象が強いのですが、季節が変わればがらりと変わるものですね。

 

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生命の芽吹きと陽光を感じせる景観はまた美しく、進むのが楽しくなりますね。虫と調べとせせらぎの響きが耳に心地よく、鳥頭は度々目を閉じて、耳を澄ませました。

 

日差しが本当に気持ちが良いです。今回、避暑も求めて柳生へと向かったのですが、予想通りに木漏れ日と吹き抜ける風が気持ちよく、近場であれば首切り地蔵様の休憩所まで、毎日散歩に赴きたいと感じる程でした。

 

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観音様にもご挨拶を忘れずに。

 

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滝道より少し離れ、峠の茶屋を訪れると、柳生へと到着です。夏の棚田もまた美しいですね、ここで改めて深呼吸を行い、体内にエネルギーを蓄えました。

 

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ここ再び林道に入ります。この日は途中で倒木にも幾度か遭遇しました。

 

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林道を抜けると、円成寺へと到着。

山中ということもあり、涼やかな風がよく通ります。庭園の御池に映る白い雲が良いですね。

 

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本堂に御挨拶を致しまして、本日の目的である桔梗へとご対面。

『凛と咲く、高貴な色の、桔梗花。』

じんと心に響く美しさがそこにはありました。

以前訪れた際は本堂で工事中だったので、今回初めて拝観が出来たことも非常に嬉しかったです。

 

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改めて庭園を楽しむと、東門から退出をさせて頂きました。

 

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円成寺は本当に美しい場所ですね、新たな一面を知ることが出来まして、鳥頭は幸せものだと感じました。

 

帰路に着く前に、奈良町のお楽しみを堪能。

今回は久しぶりに『とん汁』も頂いのですが、厚めの具材と味が染み込んだ味噌汁は絶品で、疲れた心身に染み入りました。

大阪進出、改めておめでとうございます。

 

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お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します!
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46.弐城めぐり(大阪城-尼崎城)

【訪問日】
2023.7.15(土)


【今回の訪問先】
『弐城めぐり(大阪城-尼崎城)』


【所在地】

大阪府-兵庫県


【走破距離】
24.0km


【走破時間】
4時間24分57秒


【平均速度】
5.43km/h

 

【概要】

大坂城大阪城)は、天正11年(1583)に豊臣秀吉が天下統一の拠点として築城しましたが、慶長20年(1615)5月の大坂夏の陣で落城しました。
そののち徳川幕府2代将軍秀忠によって再築され、江戸時代の大坂城は幕府の西国支配の拠点として機能していました。

その大坂城の守衛という特別な任務を背負ったのが尼崎、岸和田の両藩で、尼崎藩の拠点である尼崎城は、大坂城の西の守りとして西国と大坂を結ぶ中国街道沿いに位置し、また、岸和田藩の拠点である岸和田城は、大坂城の南の守りとして紀伊から大坂に至る紀州街道沿いに立地しました。

こうしたお城同士のつながりを背景に大阪城尼崎城岸和田城の三城と城下町、三城相互の歴史的な関係も、実際に足を伸ばして魅力や歴史の奥深さを楽しんでいただくために令和の今、大阪・尼崎・岸和田三城同盟が結成されました。(公式サイトより引用)


【感想】

兵庫県に向かう用事があったのと、先日に知人から尼崎踏破の話を聞いたので、今回は鳥頭も挑戦させて頂きました。

本来は『参城めぐり』という企画があるのですが、三城目が少々厄介な位置にある為、『弐城めぐり』とさせて頂きました。

スタートは大阪を象徴する名城『大阪城』となります。

 

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緑青の屋根は何度見てもうっとりします。

今回はスタート地点ということもありまして外堀の向こうから拝見をさせて頂きましたが、それでも目と足を奪われてしまう美しさがありますね。

ぐるりと周ると、『大阪歴史博物館』と『HNK大阪ホール』が目の前に現れます。

 

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どうする…迷いましたが、見学はまた次の機会とさせて頂きやす。

国道沿い進みまして、久しぶりに『中之島』をぶらりとさせて頂きました。

ちょうど時間も良かったので中之島公園でお昼にすると、そのまま散策を致します。立派にバラ園がありまして、満開時が楽しみになりました。

 

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そのまま道を進むと、名所である『中央公会堂』と『日本銀行 大阪支店』の旧館が目に付きますね。

この荘厳な建屋を目にすると、中之島に来たことが実感出来ますね。

 

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中之島を離れて淀川を越えると、兵庫県が近付いてまいります。『防潮鉄扉』の備えられた大橋を見た時は、少々驚きました。

 

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遂に兵庫県尼崎市へ。

到着早々、D51がお出迎えしてくれたことに嬉しく感じてしまいます。

 

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国道沿いを駅の方へと進み、少々戸惑いました。本当にこんな場所に城があるのか。

高架を潜ると、目の前に立派なお城が現れた時はびっくりしました。

 

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これで目的は達成しましたが、最後に少しだけ余談をさせて頂きます。

実はこの日は、もうひとつ予定がありまして、そのまま歩を進めていきました。

武庫川を越えまして、目的の場所へ。

 

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友人と合流をすると、試合を観戦する為に球場へ。惜しくも敗戦となりましたが、実に見応えのある試合でした。

 

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お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します!
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45.西大寺(ロータスロード)

【訪問日】
2023.7.8(土)


【今回の訪問先】
西大寺(ロータスロード)』


【所在地】

奈良県奈良市西大寺芝町

 

【走破距離】
0.6km


【走破時間】
1時間23分20秒


【平均速度】
0.43km/h


【概要】

天平宝字八年(764)藤原仲麻呂の叛乱の鎮圧を目的に、孝謙上皇は金銅四天王の造立を発願された。鎮圧後の翌年に称徳天皇として重祚された女帝が「鎮護国家」の思いを込めて創建された勅願大寺が当寺である。平城宮西の31町歩(約40万㎡)という広大な寺域に、薬師・弥勒の南北の二金堂を中心に、その前に東西五重両塔、東西に四王院、十一面堂院などが建つ壮麗な伽藍であった。平安遷都後は朝廷からの手あつい援助から離れ、度々の天災によって一時衰退したが、鎌倉時代に「興法利生」をスローガンに、戒律復興と民衆救済の活動に邁進し、稀代の名僧と尊崇された興正菩薩叡尊によって、真言密教と戒律を日月のごとく不二に修行する「真言律」の根本道場として復興され、その法燈を後世に継承する。

蓮は泥の中に美しい花を咲かせる姿が仏教の教えと一致することから、仏教にとって重要な花とされてきました。奈良市西部の “西の京” と呼ばれる地域では、蓮の花が咲く初夏から西大寺喜光寺唐招提寺薬師寺の4か寺で「ロータスロード(蓮の道)」と称した企画が行われています。

100鉢の蓮が本堂前の東塔跡の周囲をあまねく荘厳し、浄土さながらの光景が現出致します。(公式サイトより引用)


【感想】

今回は仏教に縁深い花である蓮を楽しむ為、「ロータスロード」を開催しております西大寺へと赴きました。


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入山受付の為に四王堂を訪れると、立派な蓮の鉢にお出迎えを頂けました。

 

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様々なご縁に恵まれながら順路を進むと、本堂前へと辿り着きます。ここまで鉢が点在する程度でして、光明殿前にある池の辺りに展示がされているのかと思いきや、意外な所に蓮苑があって驚きました。

 

愛染堂に参詣をさせて頂くと「靴をお入れ下さい」と袋の準備がされております。案内されるままに本堂奥を進むと、目の前には立派な蓮苑が広がっておりました。

 

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以前にお参りをさせて頂いた際に「西塔跡」なる場所があった事を帰宅後に知ったのですが、まさかその場所が蓮苑になっているとは。

しっかりと整備がされた庭園には綺麗に蓮が並べられており、その厳かな佇まいには時間を忘れてしまいますね。

 

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時期もちょうど良かった様で、鳥頭は午後から訪れたのですが、立派に花を開く蓮を存分に楽しむ事が出来ました。

「午前中なら満開で、本日は本当に美しかったんですよ。」

四王堂で笑顔で話しておられた言葉にも納得です。

 

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ちなみに、蓮の花は朝方に開くと、昼過ぎには蕾に戻ってしまいます。満開の蓮を楽しみたい方は、熱中症対策をして朝早くからお出掛けを致しましょう。鳥頭とのお約束です。

 

鳥頭が参詣をさせて頂いた時間帯、愛染堂では安倍元首相の一周忌法要が執り行われておりまして、鳥頭も参列をさせて頂きました。

私はあまり難しい話は得意ではないので、ただひと言。元首相は様々な行動を起こされた方で、私はその姿を応援しておりました。賛否の声は多かったですが、行動をすればこそ多様な方の目に付く訳で、誉れある事だと私は考えます。

 

今回の遊覧では本当に様々な出会いがありました。

本日にこの場所を訪れたのも、何かの導きがあったのかもしれませんね。

余談ですが、ご縁ということでお供え物の分配も頂きました。帰り道で明日の朝食用の果物を買おうと思っていたので、助かりました。

 

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お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します!
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44.山の辺の道・南コース(大神神社~石上神宮)

【訪問日】
2023.6.18(日)


【今回の訪問先】
『山の辺の道・南コース(大神神社石上神宮)』


【所在地】

奈良県桜井市奈良県天理市


【走破距離】
9.7km


【走破時間】
3時間7分5秒


【平均速度】
3.11km/h


【概要】
周囲を小高い山に囲まれた奈良盆地。古代、その東に連なる美しい青垣の山裾を縫うように、三輪山の麓から石上布留を通り、奈良へと通じる道がありました。「日本書紀」にその名が残る、それが「山の辺の道」です。山の辺の道沿いには、今も「記紀万葉集」ゆかりの地名や伝説が残り、数多くの史跡に出遭え、訪れる人を「古代ロマンの世界」へと誘います。

石上神宮から大神神社までは、二上山や青垣の山々を眺めながら神話と伝説の世界に浸れる、山の辺の道のハイライトコースです。(公式サイトより引用)


【感想】

大神神社をお詣りさせて頂きまして、今回は『山の辺の道』の南コースへと挑戦をさせて頂きました。

 

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大神神社沿いに山道を下ると、農道沿いを進んでいきます。

 

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暫く進むと、『玄賓庵』へと到着致します。

お詣りスさせて頂くと、小さな庭園と境内各所を彩るあじさいが大変に美しかったです。

 

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『玄賓庵』から山道へと入りまして、暫く進むと大神神社の摂社である『桧原神社』へと到着致します。


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『桧原神社』からは農道と住宅地を横切っていきます。

 

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ここからは名物である無人直売所が点在しております。美味しそうな野菜や果物が並ぶ中、特に大福餅に惹かれた鳥頭は道中の買い食いを楽しみました。

 

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「日本ミツバチの地元」に「大和橘」

 

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美しい花々が道中を彩ります。

 

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暫く道中を楽しんでいると、「大和十三仏霊場」のひとつ『長岳寺』へと到達致します。

 

再び農道を進みます。「田園風景」と言いますが、水が張り、苗が並ぶ田圃は本当に美しいですね。また、点在している歌碑には関心が尽きないです。

 

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大和神社御旅所』と『念佛寺』をお詣りすると、立派な休憩所と案内板が現れます。

暫く進むと、道中最大の直売所が店を構えております。

 

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この日は曇り空でしたが、ここで太陽が雲間から姿を見せ始めます。撮影用の看板があったので、記念に一枚。

 

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暫く進むと『夜都岐神社』に到着。茅葺きの拝殿が印象的でした。

 

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綿畑の案内板。歌碑の向こうからは再び山道へと入ります。

 

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山道を抜けると、立派な柿畑が暫く広がります。

 

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『内山永久寺跡』

 

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ここの解説で一面の柿畑が廃寺の跡地と知って驚きました。

 

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ここからはビニールハウスが並び、『芭蕉句牌』が解説されておりました。

 

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そして、今回の終着点である『石上神宮』へと到着致しました。

 

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『山の辺の道』の素晴らしさは、文字にするのは難しいですね。

流水の音色や農作業の様子、草木の香り。特にこの日はスモモや梅の香りが本当に心地よく、あまりの香しさに直売所のスモモをお土産として購入させて頂きました。

こうした長閑な道中こそが『山の辺の道』の最大の魅力だと、私は感じました。

最後に案内マークがありましたので記念に一枚。

 

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お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します!
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43.大神神社(ささゆり園・撫うさぎ)

【訪問日】
2023.6.18(日)


【今回の訪問先】
大神神社(ささゆり園・撫うさぎ)』


【所在地】

奈良県桜井市三輪


【走破距離】
1.9km


【走破時間】
1時間3分41秒


【平均速度】
1.79km/h


【概要】

昔、ささゆりは三輪山周辺にたくさん咲いていましたが、環境に敏感な植生であるため、近年は野山でも珍しい花となりました。 そこで平成5年に、ささゆりの咲き誇る三輪山の復活を目指して、当神社豊年講の方々による「ささゆり奉仕団」が結成され、これを機に「ささゆり園」の準備も始められ、平成12年より一般公開を始めました。 正面石段前や大美和の杜付近のほか、中でも久延彦神社付近や宝物収納庫前から 入場できる「ささゆり園」にはたくさんのささゆりが植栽され、可憐な花を見ることが出来ます。 「ささゆり園」は普段は球根の育成のため保護していますが、花の季節には公開されます。(公式サイトより引用)


【感想】

ささゆり園が最終日との事で、今回は『大神神社』を訊ねさせて頂きました。

やはり、この大鳥居には何度訪れても圧倒されてしまいますね。

 

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改めて鳥居を潜ると境内は木漏れ日が射し込んでおりまして、涼やかな風が心地よかったです。

まずは本殿へとご挨拶をさせて頂きます。

 

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お詣りをさせて頂くと、早速『ささゆり園』へと向かいます。

『ささゆり園』とありますが、実際には境内の各所にて生育がされておりまして、まずは大きく看板が立てられたエリアから見学をさせて頂きました。

 

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咲き乱れている様子をイメージしていたのですが、実際には所々で花開いているといった様子でして、凛々しく咲き誇るささゆりの様子が、むしろ美しく感じました。

 

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調べた所、ささゆりは花開くまでに6年以上の歳月が必要な様ですね。8年の柿といい、大和の国では晩成の美が尊重されていたのかもしれませんね。

久延彦神社の方へ進むと、次の生育地が眼前に広がります。

 

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改めて、凛と佇む様子は本当に美しいです。

 

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特に美しく感じたのがこちらです。

大和の山を背に、力強く花開く様子が心に響きました。

 

ささゆりを堪能した後は、『撫うさぎ』を訪れました。こちらの兎像を撫でることで、三輪の大神様との一層の御神縁を結べるとのこと。

12年に1度の機会に、卯年生まれの鳥頭としては感慨深いものがありました。

合わせて卯歳守も頂きました。こちらは卯年のみ製作される御守りとのことで、大変貴重なものだと感謝を致しました。

 

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最後に狭井神社にて御神水を頂くと、この日は更なる奥地へと進みました。

 

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お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します!
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42.岡寺(あぢさゐ回廊)

【訪問日】
2023.6.4(日)


【今回の訪問先】
『岡寺(あぢさゐ回廊)』


【所在地】

奈良県高市郡明日香村岡


【走破距離】
0.5km


【走破時間】
48分56秒


【平均速度】
0.61km/h


【概要】

天智天皇2年(633)、義淵僧正が草壁皇子の岡宮をもらい受け創建。当初、伽藍は別の場所にあった。岡宮をもらい受けたことから岡寺と呼ばれているが、正式には龍蓋寺という。現在は山の中腹に江戸時代の書院(重要文化財)や仁王門(重要文化財)、本堂が佇む。本尊は天平時代作で女性の厄除け観音として信仰を集めている如意輪観音坐像(重要文化財)。像高4.6mでわが国最大の塑像。西国三十三カ所音霊場第7番札所でもある。四季折々の花が美しい。

 

奈良県札所である長谷寺、岡寺、壷阪寺の三ヶ寺にて紫陽花巡り企画大和三大観音「あぢさゐ回廊」が開催されます。
各寺それぞれ工夫を凝らして紫陽花を荘厳され、ご参拝の皆様をお迎え致します。(公式サイトより引用)


【感想】

この日は飛鳥にあります『岡寺』へと、あじさいと切り絵を求めて赴きました。飛鳥方面へも行動範囲を広げたいと考えておりまして、その足掛かりとしての目的もあります。

 

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甘樫丘を横切り、ぶらりぶらりと山道を進むと三重塔が見えてきます。

 

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入山すると、早速あじさいが鳥頭を出迎えてくれます。水場に添えられた様子は美しく、こんな生け方もあるんだと驚きました。

 

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境内を進むと視界が開けまして、改めて山寺であることを感じさせます。

 

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更に多様な花々が咲き誇っておりまして、進むのが楽しくなります。見事な花寺ですね。

 

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本堂にお詣りをさせて頂きまして、念願の切り絵御朱印とご対面です。『あぢさゐ回廊』は三ヵ寺での合同開催であり、他のお寺でも意匠の異なる切り絵御朱印を頂くことが出来ます。

ただし、鳥頭の現在の脚力では「岡寺」までが限界ですかね。今後の挑戦によっては、再びブログにて紹介をさせて頂くかもしれません。

 

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本堂を抜けると「龍蓋池」が眼前に現れます。

「岡寺」の正式名称は「龍蓋寺」とありまして、こちらの御池に龍が封じられたことがその由来となっている様ですね。

ちなみに山門を抜けた所には「龍鬣之梅」がありまして、立派な梅の実が成っておりました。

 

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ここから奥之院へと進むのですが、鳥頭は『あぢさゐ回廊』を理解出来ていないことを知らされました。

ご覧下さい、この見事な「あじさいの回廊」を。

 

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この景観が目に入った瞬間、無意識に感嘆の声が上がってしまいました。

回廊には山水が流れており、水に濡れた道とあじさいの彩りが情緒に溢れておりました。

もしかすると「岡寺」には水寺としての一面もあるのかもしれませんね。

ちなみに、奥之院は岩窟になっておりまして、岩肌より染み出る山水で心身を清めて頂けました。

 

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奥之院からは「しゃくなげの道」「もみじのトンネル」と道がありまして、年中美しい花々が楽しめる様子が感じられます。

途中にはモノレールが敷かれておりまして、如何にして物資を運搬していたかが伺えます。

山道を抜けると、豊かな飛鳥の景観を一望することが出来ます。

 

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道中で姿を見せておりました三重塔のへお詣りをさせて頂きますと、弘法大師様へとご挨拶をさせて頂きます。

今年も半ばを過ぎましたが、まだまだ多くの地を訪問したいと考えております。

その健脚のご利益を頂けましたら幸いです。

 

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これで境内をぐるりと回りましたので、もう一度あじさいを拝見すると下山とさせて頂きました。

「岡寺」を参拝をさせて頂いたのは本当に久しぶりで、こんなに美しいお寺だったんだと改めて驚かされました。

 

最後に「飛鳥寺」の売店にて『酪』を堪能してから帰路に着きました。やっぱり飛鳥に来るならば、乳製品を頂くのが「醍醐味」ですよね。ご厚意で『蘇』も味見をさせて頂きました。

酸味が癖になる『酪』と、滑らかなで濃厚な舌触りの『蘇』。非常に美味しゅうございました、ご馳走様でした。

 

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お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します!
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41.精華町RTA2023(新祝園駅-学研奈良登美ヶ丘駅)

【訪問日】
2023.5.4(木)


【今回の訪問先】
精華町RTA2023』


【所在地】

京都府相良郡精華町


【走破距離】
9.0km


【走破時間】
3時間41分9秒


【平均速度】
2.44km/h


【感想】

昨年にも参加致しました『精華町RTA』。

長期休暇に入った事をきっかけに、今年も挑戦をさせて頂きました。

昨年通り、『新祝園駅』からスタートを切ります。

 

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まずは駅正面にあるショッピングモール『せいかガーデンシティ』に向かいまして、洋菓子店『ル・フルティエ』へと入店させて頂きます。

昨年はアップルパイを頂きましたので、今回はオーソドックスなケーキ類を頂こうと品選びを開始。

鳥頭の大好物であるミルクレープにしようと決めかけていた時、その隣にあった「クレープフレーズ」なるケーキに妙に惹かれるものを感じました。

ババロアがクレープ生地にて包み込まれた新しい食感に、春を象徴するイチゴの甘酸っぱさ。

その至高品を口に含んだ瞬間、鳥頭は今回のRTAの成功を確信しました。

 

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ケーキの余韻を楽しみながら少しばかり歩きまして、次は精華町役場へと向かいます。

昨年は正面から眺めただけでしたが、今回はゲートを潜り、広報担当様へとご挨拶をさせて頂きました。

この日は「みどりの日」だった事もありまして、本当に精華町RTAに相応しい一日であったと実感を致しました。

 

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役場を後にすると、次は正面にある和菓子処『ふたば』へと向かいます。

昨年はいちご大福を頂きましたが、今回は昔ながらの和菓子を頂く事と致しました。折角なので「こどもの日」に因んだものにしようかと迷いましたが、店舗拘りの一品と力強く書かれた豆大福を購入させて頂きました。

程よい塩味が口当たりよく、更には餡子の甘みを引き立てる逸品は本当に美味しく、ぎっしりと餡と豆が詰まった大福に、心身が満たされた事を感じました。

 

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次の来迎寺は、日本芸能を敬うものにとっては聖地のひとつです。

お千代半兵衛にご挨拶をすると、ここからは学研都市の町並みを楽しむ事となります。

 

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昨年も感じましたが、精華町の主要道路は本当に綺麗に整備がされておりまして、歩くのが楽しくなります。

この日は天気がよい事もありまして、ジョギングやサイクリングを楽しむ方々に何度もすれ違いました。

 

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暫く町中を進むと、けいはんな記念公園へと到着致します。せせらぎを楽しむ事が出来る園内は活気に溢れておりまして、子供達が満面の笑顔で駆け回っておりました。

 

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今回も時間、体力を考慮して「水景園」は外から眺める程度に致しましたが、RTAとは別に一度は園内を楽しみたいですね。やはり、観月の頃合いに入園するのが一番でしょうかね。

 

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公園を後にすると、次は「オリエンタルベーカリー」の工場へと向かいます。

直売所で歓談と品選びを楽しむと、今回はお菓子の詰め合わせを購入させて頂きました。

 

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お土産を購入すると、次は司書の聖地である『国立国会図書館』へと向かいます。

前回は休憩も兼ねて手続きをして入館を致しましたが、今回は外からご挨拶をするに留めました。

 

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最後にギネスにも認定された日時計を拝見すると、ゴールへと向かいます。

ちなみに、こちらの針からは日没予定時間からレーザー光線が伸びるみたいですね。一度は見てみたいです。

 

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奈良へと戻りまして、『学研奈良登美ヶ丘駅』に到着した時点で、タイマーストップとさせて頂きます。

今回は気候的にもちょうど良かった為、余力を残して終える事が出来ました。

 

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お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。

次回も宜しくお願い致します!

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