鳥さんのぶらり遊覧

鳥頭が訪問した場所の紹介

45.西大寺(ロータスロード)

【訪問日】
2023.7.8(土)


【今回の訪問先】
西大寺(ロータスロード)』


【所在地】

奈良県奈良市西大寺芝町

 

【走破距離】
0.6km


【走破時間】
1時間23分20秒


【平均速度】
0.43km/h


【概要】

天平宝字八年(764)藤原仲麻呂の叛乱の鎮圧を目的に、孝謙上皇は金銅四天王の造立を発願された。鎮圧後の翌年に称徳天皇として重祚された女帝が「鎮護国家」の思いを込めて創建された勅願大寺が当寺である。平城宮西の31町歩(約40万㎡)という広大な寺域に、薬師・弥勒の南北の二金堂を中心に、その前に東西五重両塔、東西に四王院、十一面堂院などが建つ壮麗な伽藍であった。平安遷都後は朝廷からの手あつい援助から離れ、度々の天災によって一時衰退したが、鎌倉時代に「興法利生」をスローガンに、戒律復興と民衆救済の活動に邁進し、稀代の名僧と尊崇された興正菩薩叡尊によって、真言密教と戒律を日月のごとく不二に修行する「真言律」の根本道場として復興され、その法燈を後世に継承する。

蓮は泥の中に美しい花を咲かせる姿が仏教の教えと一致することから、仏教にとって重要な花とされてきました。奈良市西部の “西の京” と呼ばれる地域では、蓮の花が咲く初夏から西大寺喜光寺唐招提寺薬師寺の4か寺で「ロータスロード(蓮の道)」と称した企画が行われています。

100鉢の蓮が本堂前の東塔跡の周囲をあまねく荘厳し、浄土さながらの光景が現出致します。(公式サイトより引用)


【感想】

今回は仏教に縁深い花である蓮を楽しむ為、「ロータスロード」を開催しております西大寺へと赴きました。


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入山受付の為に四王堂を訪れると、立派な蓮の鉢にお出迎えを頂けました。

 

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様々なご縁に恵まれながら順路を進むと、本堂前へと辿り着きます。ここまで鉢が点在する程度でして、光明殿前にある池の辺りに展示がされているのかと思いきや、意外な所に蓮苑があって驚きました。

 

愛染堂に参詣をさせて頂くと「靴をお入れ下さい」と袋の準備がされております。案内されるままに本堂奥を進むと、目の前には立派な蓮苑が広がっておりました。

 

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以前にお参りをさせて頂いた際に「西塔跡」なる場所があった事を帰宅後に知ったのですが、まさかその場所が蓮苑になっているとは。

しっかりと整備がされた庭園には綺麗に蓮が並べられており、その厳かな佇まいには時間を忘れてしまいますね。

 

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時期もちょうど良かった様で、鳥頭は午後から訪れたのですが、立派に花を開く蓮を存分に楽しむ事が出来ました。

「午前中なら満開で、本日は本当に美しかったんですよ。」

四王堂で笑顔で話しておられた言葉にも納得です。

 

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ちなみに、蓮の花は朝方に開くと、昼過ぎには蕾に戻ってしまいます。満開の蓮を楽しみたい方は、熱中症対策をして朝早くからお出掛けを致しましょう。鳥頭とのお約束です。

 

鳥頭が参詣をさせて頂いた時間帯、愛染堂では安倍元首相の一周忌法要が執り行われておりまして、鳥頭も参列をさせて頂きました。

私はあまり難しい話は得意ではないので、ただひと言。元首相は様々な行動を起こされた方で、私はその姿を応援しておりました。賛否の声は多かったですが、行動をすればこそ多様な方の目に付く訳で、誉れある事だと私は考えます。

 

今回の遊覧では本当に様々な出会いがありました。

本日にこの場所を訪れたのも、何かの導きがあったのかもしれませんね。

余談ですが、ご縁ということでお供え物の分配も頂きました。帰り道で明日の朝食用の果物を買おうと思っていたので、助かりました。

 

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お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します!
- See you next place ! -