【訪問日】
2023.12.10(日)
【今回の訪問先】
『大和三山回遊(耳成山-天香久山-畝傍山)』
【所在地】
【標高】
199.2m(畝傍山)
【走破距離】
10.4km
【走破時間】
4時間15分42秒
【平均速度】
2.44km/h
【概要】
奈良盆地中央にぽっかりと浮かぶように並んでいる。北に耳成山、東に天香久山、西に畝傍山で、いずれも高さ200mもない小さな山だが、姿が美しく、神話や伝説が豊富である。古代の人々は畝傍山を女性、他の2つの山を男性と考え、畝傍山をめぐって耳成山と天香久山が争ったという話が伝えられる。
平成17年に名勝指定されました。そして、大和三山に囲まれるように、日本で初めての本格的な都であった藤原京の藤原宮跡があります。
万葉集では、中大兄皇子が大和三山の争いを詠んだ有名な歌が残されています。
(公式サイトより引用)
【感想】
週末から過ごしやすい気候に移り変わったこともありまして、今回は大和三山回遊に赴きました。
中和幹線道路を進みまして、まずは『耳成山』にご挨拶をして、登頂を開始致します。
「山口神社」という名称をよく見掛けるとは思っておりましたが、「山の口」という意味があったことに、初めて気が付きました。「大和国六所山口神社」「十四所山口神社」という総称がある様でして、今後の活動の参考にしようと思います。
耳成山には遊歩道もありまして、全体的に穏やかで登りやすい道となっておりました。
また、頂上には明治天皇様由来の記念碑が建立されておりました。
大和三山に共通することですが、小さな山の為に視界は限られますが、木々の隙間から覗く景観は素晴らしいですね。
また、各々に歌碑が建立されていることも特長的だと感じます。
麓では紅葉が彩やかに色付いておりました。
次に訪れたのが『天香久山』です。
登山口が通行止めになっていた為、今回は「月の誕生石」の方から登っていきました。
最初は困惑を致しましたが、この経路は正解でした。神秘的な光景に出会え、偶然に感謝を致しました。
一度山を降りまして、「天香山神社」にご挨拶。今度は頂上を目指します。
山頂では「国常立神社」へとご挨拶。
この日は本当に素晴らしい天気で、遠くの山々がよく見えました。
『天香久山』は大和三山の中でも特に神聖視をされておりまして、下山道には「伊弉諾神社」「伊弉冊神社」「天岩戸神社」と、荘厳な御祭神が並んでおりました。
余談ですが、下山後は「日本一のみたらし団子」に遭遇致しました。お店で搗かれたお餅を、注文してから目の前で焼いて頂ける手厚い対応。歓談を楽しんでいると常連さんが来店されたのですが、焼き立ての香ばしさが楽しみで通っていると、笑顔で語っておりました。
最後は『畝傍山』となります。まずは「橿原神宮」へとご挨拶をさせて頂きまして、登山道へと向かいます。
『畝傍山』は大和三山で最も標高が高い山となります。岩肌が露になった箇所が多く、三山の中では特に険しい山道であった様に感じました。
本日最後の登頂。『畝傍山』は元々「山口神社」の社殿が頂上にあった様でして、その石碑が建立されておりました。
街の様子が一望出来る景観からは、奈良のこれからの発展を想像させる力が感じられました。
鳥頭が訪れた時間は西日が美しく、この景観を楽しもうと登山者の方々が続々と集まっておられました。
下山道でも陽が差し込む様子が幻想的で、本日のルート構築は大成功だったと嬉しくなりました。
最後に「畝火山口神社」へご挨拶をして、今回の遊覧は終了とさせて頂きます。
登山と評するには物足りないですが、三山それぞれに特徴がありまして、回遊として評するならば非常に満足度が高かったです。
山々の様相もありますが、町並みの違いも楽しめ、改めて橿原市の趣深さを感じられました。
折角なので「橿原神宮」にて来年の歳神様にもご挨拶をして参りました。
鳥頭と、その周囲の理解者。
そして、ご高覧を頂いております皆様。
すべての方にとって、来年は飛躍の年になります様に。
少しばかり気が早いですが、お祈りをさせて頂きました。
お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します!
- See you next place ! -