鳥さんのぶらり遊覧

鳥頭が訪問した場所の紹介

50.吉野郡(芦原トンネル-金峯山寺)

【訪問日】
2023.10.8(日)


【今回の訪問先】
『吉野郡(芦原トンネル-金峯山寺)』


【所在地】

奈良県吉野郡

 

【標高】
362m


【走破距離】
13.8km


【走破時間】
5時間34分


【平均速度】
2.48km/h


【概要】

「トンネルを抜けるとここは大淀町だった!」

吉野郡の玄関口として、古くから商工業が栄えた町『大淀』は、梨やお茶などの生産地としても有名です。

金峯山寺吉野山の尾根上に高くそびえる。飛鳥時代修験道の開祖、役行者によって開かれた。
安土桃山時代の再建である現在の堂宇は、木造古建築としては東大寺大仏殿に次ぐ大きさを誇る。
本尊は3体の蔵王権現。いずれも高さ7mの巨像で、国内最大級の厨子に納められた秘仏

(公式サイトより引用)


【感想】

今回は遂に奈良県の隠しエリアである、吉野郡へと赴きました。改めて調べてみるとトンネルを利用する経路しかなく、まさに山脈に隠されたエリアだと実感しました。

高市郡高取町から芦原トンネルを抜けると、吉野郡大淀町へと到着します。ちゃんとトンネルには歩行者用通路が設定されておりました、年間利用者がどれだけおられるのか、非常に気になります。

「トンネルを抜けるとここは大淀町だった!」

本日の鳥頭も、胸のどこか奥で呼ばれていて、ここに来たのかもしれませね。

 

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まずは道の駅『吉野路大淀iセンター』にて朝食を摂らせて頂きます。

 

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農家の方が開店に向けて搬入に来られておりまして、日頃の食に改めて感謝の念を抱きました。

169号線沿いに南下を始めると、田園風景が広がります。写真では分かりにくいですが、朝靄がかかった御山の姿も実に美しいです。

 

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吉野川にぶつかると線路沿いを進んでいきます。

本当に美しい川面で魅入ってしまいます。川向うには酒蔵さんの御姿があります、鳥頭の大好きな花巴さんの家紋に心が踊りました。

柿も見事に色付いており、景観に彩りを与えますね、美味しそうです。

 

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俚美のモニュメントを拝見して上市橋を超えると、『吉野神宮』の一之鳥居へと到着致します。

途中には材木に関した工業施設が並び、町の特産物を感じさせました。

 

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いよいよ、下千本に向けて吉野山を登っていきます。ふっと町へ目を向けると、山々の景観が美しいですね。

まずは吉野神宮へと到着、参詣をさせて頂きます。

 

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参道を抜けると、大鳥居と拝殿が迎えて頂きます。手水舎には彩り豊かな折り鶴が添えられており、魅入ってしまいました。

 

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本殿には関係神社の家紋が描かれた旗が立てられておりまして、非常に興味深く感じました。

ご挨拶をさせて頂くと、折角なので厄割玉に挑戦。

「不撓不屈!」

 

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最後に一礼すると、再び吉野山へを登ります。

『下の千本』に到着すると、鳥頭はごんたくんに出会ってしまいました。

改めて考えてみると、吉野という土地には本当に様々な名将達が集いますね、日本芸能を愛する鳥頭としては、そういった意味合いでも興味が尽きない地域であります。

しかし、いがみの権太がこんなに可愛いらしい姿になるとは…「内待、六代、維盛弥助、いがみの権太が生け捕ったり!」

 

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下千本からの景色も本当に素晴らしく、こいつぁまさに「絶景かな、絶景かな!」

 

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景色も楽しみながら登っていくとケーブル駅の商店街に到着致します。やはり柿の葉寿司が人気な様でして、朝から柿の葉寿司を求める声で賑わっておりました。

 

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日本三大鳥居のひとつ『銅の鳥居』をくぐり、再び登り道を進むと、待望の『金峯山寺』に到着です。

この日の仁王門は修理工事中でした、残念。

この日は『千人結縁灌頂会』が催されており、大変な賑わいでした。

 

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吉野神宮跡』『仏舎利宝殿』へとご挨拶をすると、最後に『脳天神社』へと向かいます。

 

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長い階段を下っていくと『狐忠信霊碑』がありまして、更に下ると『脳天神社』へ到着となります。

 

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本殿に参詣をさせて頂くと、本日の目的は達成となりました。『脳天神社』では龍神様が印象的でして、豊かな水流もあって水神信仰の様子や感じられました。

 

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ここからは余談ですが、下山道は山水も流れており、特に自然が美しく感じられました。

帰路では222号線を通ったのですが、山からの景観がとても素晴らしかったです。

 

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お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します!
- See you next place ! -