鳥さんのぶらり遊覧

鳥頭が訪問した場所の紹介

39.當麻寺中之坊(中将姫誓願桜)

【訪問日】
2023.4.2(日)


【今回の訪問先】
當麻寺中之坊(中将姫誓願桜)』


【所在地】

奈良県葛城市當麻

 

【走破距離】
0.7km


【走破時間】
35分


【平均速度】
1.2km/h


【概要】

原木は岐阜県『願成寺』にある桜の木。ヤマザクラの突然変異種で、淡紅色小輪で約20~30の花弁を持った八重咲きの花を咲かせる(通常のヤマザクラは5枚の花弁で一重咲き)。寺伝によると、中将姫が願成寺の観音を慕い、大和當麻寺から来て病気や難産を救おうとして植えたものと伝えられる。また一説によると、継母の迫害から逃がれて中将姫が願成寺を訪れた折に、長旅に疲れ込んで病に臥せり、観音に平癒を祈願して植えたのが、この誓願ザクラであるとも伝えられる。

2017年に中将姫ゆかりある奈良県當麻寺に原木から接ぎ木した苗が植樹された。(岐阜市の公式サイトより引用)


【感想】

この日は無事に快晴を迎えられたので、天然記念物にも指定されている「誓願桜」を見物しに参りました。今年の桜は本当に足早で、この日は既に桜吹雪が舞い上がり、足下には絨毯が広がっておりました。

目的の桜は當麻寺にあります。ちなみに、この日は相撲館にて相撲の奉納がされていた様でした。

 

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この日は御朱印も兼ねていた事もありまして、少々歓談を楽しむと早速境内へ。誓願桜を楽しみに来たことを口にすると、岐阜市の原木を是非とも拝見してほしいとお勧めされました。

境内に入ると、大和三名園のひとつである「香藕園」へと入園させて頂きました。

 

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心字池と三重塔の織り成す景観を楽しんだ後は、念願の誓願桜へと向かいました。

朝から桜吹雪の舞う景観を楽しんだこともあり、ひっそりと花開く八重桜の姿には心に染み入る感動がありました。

 

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また、この日はハナズオウの紅色も美しく庭園を彩っておりました。當麻寺といえば牡丹の印象が強いですが、今回は新たな魅力に気付くことが出来る、良いきっかけを得られました。

 

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最後に「松室院」の天井絵を覗かせて頂くと、境内を後にさせて頂きました。やはり、中之坊さんといえばこの天井絵を最後に拝見させて頂くのが楽しみですね。

 

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お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します!
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