【訪問日】
2023.5.2(火)
【今回の訪問先】
『奈良女子大学(記念館一般公開)』
【所在地】
【走破距離】
0.5km
【走破時間】
43分
【平均速度】
0.7km/h
【概要】
奈良女子高等師範学校(現奈良女子大学)は、明治41年(1908年)3月に設置されました。奈良女子大学記念館は、明治41年(1908年)2月に着工、翌年10月に竣工し、奈良女子高等師範学校本館として、創設当初から一階は事務室、二階は講堂として利用されていました。
昭和24年(1949年)に国立奈良女子大学として生まれ変わった後も、この建物は大学本部と講堂として使用されていましたが、昭和55年(1980年)に本部管理棟が、昭和58年(1983年)に講堂が、別に新築されたため、平成2年(1990年)に「記念館」と名称を改め、保存することとなりました。
平成6年(1994年)2月26日から12月25日にかけて改修工事を行い、同年12月27日に守衛室(附 正門)とともに国の重要文化財に指定され、一階は展示室、二階は講堂として活用しています。
(公式サイトより引用)
【感想】
この日は奈良市に赴く予定がありましたので、丁度良い機会と『奈良女子大学』の記念館一般公開を拝観させて頂きました。
展示内容は創設当時から残されている教材が主となりまして、正直こんなに面白い展示がされているとは思っておらず、驚きました。
撮影可とのことなので、写真は大量に撮らせて頂いたのですが煩雑になるので、以下から展示内容と主な写真のみ紹介させて頂きます。
展示①は設立からの歴史に纏わる資料で、こんなに深い歴史がある学校だと知り、とても興味が引き立てられました。
展示②では標本資料が公開されており、その多様さは本当に面白く、何度も室内を周ってしまいました。
展示③では正倉院の模造宝物が資料として公開されておりました。現在でも奈良県の最大の展示会と名高い正倉院展。その作品の模造を教材として収蔵していることに、私はその格式高さを感じました。
展示④では考古遺物の模型資料が公開されており、また、玩具に関する資料も合わせて公開をされておりました。資料の幅の広さに改めて面白いなぁと感じました。
展示⑤では人形資料の公開がされておりました。
雛人形が特に強調されておりましたが、日本芸能に纏わる人形もあり、こちらの部屋は最後に改めて拝観しに戻るぐらいには興味津々でした。
ここからは二階に上がりまして、最後の展示⑥となる大部屋・講堂の公開となります。
実は、この記念館自体が本当に素晴らしい資料となります。特徴的な造り・拘りの感じられる家具など、建物自体が非常に赴き深く、どこに目を向けても発見の連続でした。
講堂も素晴らしい部屋でしたが、特に関心を引かれたのは『百年ピアノ』となります。
重みを感じさせるピアノ。「ご自由に演奏下さい」との表示もあり、時折講堂にはピアノの調べが響いておりましたが、その音色は非常に心地よく感じられました。
恐らく、スタッフは学生さんであった様に感じられます。最後に丁寧な対応を頂いたスタッフの方々に感謝の意を述べると、記念館を後にしました。
お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します!
- See you next place ! -