鳥さんのぶらり遊覧

鳥頭が訪問した場所の紹介

18.長岳寺(大和十三仏霊場)

【訪問日】
2022.5.15(日)


【今回の訪問先】
『長岳寺(大和十三仏霊場)』


【所在地】

奈良県天理市柳本町

 

【走破距離】
0.8km


【走破時間】
53分


【平均速度】
0.91km/h

 

【概要】

天長元(824)年、淳和天皇の勅願により、空海大和神社の神宮寺として開いたといわれる古刹。かつては大寺だったが、兵火と廃仏毀釈により衰微した。平安時代の端正な鐘楼門(重要文化財)は創建当初唯一の遺構で、楼門と鐘楼を兼ねている。また、江戸初期の重要建築物である宝形造の延命殿も現存している。本尊の阿弥陀三尊像(重要文化財)は玉眼を使った仏像としては日本最古のもので、藤原時代末期の作。秋には横11m、縦4mの大地獄絵が開帳される。庫裏(重要文化財)では名物の三輪そうめんを食べることができる。平戸ツツジの名所としても知られる。大地獄絵図は狩野山楽の筆でその法量の大きさ、図の精緻さは他に例を見ない。住職による絵解き説法「閻魔のなげき」が適時行われる。(公式サイトより引用)


【感想】

天理市に来るのは本当に久しぶりでした。今回伺いました『長岳寺』は非常に活気のある寺院でして、近くにはトレイルセンターがあるのですが、終始レストランは人で溢れておりました。

『長岳寺』は龍王山の入口にある寺院となりまして、山門に対峙した時から豊かな自然を感じる事が出来ます。

 

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受付から少し進むと旧地蔵院が現れます。

 

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こちらにおられます『普賢菩薩』様はもちろん素晴らしいのですが、その手前にあります『亀鶴庭園』も本当に素晴らしい情景でした。

もちろん自然も美しいのですが、池の中心にあります亀の形をした石が非常に印象に残りました。

 

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旧地蔵院から更に進むと本堂となります。こちらにも美しい御池がその中央にあり、心を奪われました。

 

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ちなみに、御池の向こうに見えているのが本堂となります。

本堂では三尊像様の他、地獄絵図を拝観する事が出来ます。様々な裁定の上で極楽へと到る様子が描かれた絵図は本当に見事で、思わず息を飲んでしまいます。

また、長岳寺は龍王山に沿って登っていく事で、様々な仏像様を拝見する事が出来ます。今回は通っていないのですが、龍王山の頂上付近には長岳寺の奥の院がありまして、不動明王様が鎮座されている様です。

今回はぐるりと御池沿いを周りまして、最後に御朱印を頂きました。

 

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四季に応じた花が楽しめる様でして、是非とも次の機会には異なる季節の風景を楽しんでみたいと感じました。

 

お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します!
- See you next place ! -