鳥さんのぶらり遊覧

鳥頭が訪問した場所の紹介

33.春日大社(秋夜の奈良旅)

【訪問日】
2022.11.19(土)


【今回の訪問先】
春日大社(秋夜の奈良旅)』


【所在地】

奈良県奈良市春日野町


【走破距離】
1.5km


【走破時間】
35分51秒


【平均速度】
2.51km/h


【概要】

秋が深まる奈良市では、世界遺産、社寺の夜間特別参拝や若草山からの夕景・夜景観賞など、秋の夜の古都を満喫する催しが11月の毎週金・土曜日に行われます。

期間中の毎週土曜日は、春日大社境内にある摂社・若宮社の式年造替を祝し、国宝・御本殿の夜間特別参拝と春日若宮御造替奉祝万燈籠が特別に開催されます。若宮正遷宮を祝い、境内にある約3,000基の燈籠に浄火が灯されます。

また同時開催として、ろうそくの灯りが境内を彩る「燈花会(とうかえ)」が行われます。
浄闇の中で浮かび上がる幽玄美の空間。日中とはひと味違う神秘的な参拝を体験してみてはいかがでしょうか。(公式サイトより引用)


【感想】

今回は久しぶりに夜の奈良へ、夜間特別参拝を楽しみに参りました。静寂に包まれた奈良公園を抜けると、『春日大社』へと到着を致します。いつもの参拝道は閉じており、少々戸惑いました。

 

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「若宮正還宮」を祝い、鳥居に煌びやかな装飾がされていて改めて驚きました。

 

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境内では「燈花会」が行われており、静寂と闇に包まれた山道に導く様にろうそくが並べられており、幻想的でした。御本殿が近くなると燈籠の灯りが並び、徐々に明るさが増していきます。

 

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本当は若宮十五社も巡りたかったのですが、そちらは灯りがなく完全な闇に閉ざされていたので、『夫婦大国社』から『若宮社』を通り、御本殿へと参拝するルートを通りました。

『夫婦大国社』に並ぶハート型の絵馬を微笑ましく眺めていると、『若宮社』では燈花会のろうそくが並びまして、非常に美しいと感じました。

 

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御本殿では万燈籠が並ぶ中を進む事が出来ます。様々な意匠が凝らされた釣り燈籠が並ぶ回廊は非日常な光景に感じられ、違う世界へと誘われている様でした。

 

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御本殿にて御挨拶を済ませると、再び回廊を進んでいきます。

 

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戻りの回廊は違った趣がありまして、灯りが増えていく様子が、今度は日常へと誘われている様だと私は感じました。

 

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闇の中を獣の気配が動き、薄明かりが灯る境内は不思議な空気に包まれており、貴重な体験が出来たと私は感じました。

毎年の恒例行事を目指している様でして、来年も是非とも参拝をさせて頂きたいです。

 

お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します!
- See you next place ! -